初のメジャー、4日間を終えた藤田寛之(72・68・74・73)は最終日スコアを1つ落とし通算1アンダー41位Tでフィニッシュ。「メジャーという大会でトップの選手とラウンドできた事、一流のショットを見ることができた事、そして自分との違いを知ることができた貴重な一週間でした。芝の慣れなどはある程度ラウンドや練習時間で解決できるけれどショットに関してはまだまだやることがあります。これからもっと上に行こうと感じた試合でした。少なくとも7年前ダンヒルの時よりはうまくなっているなと感じたので」セントアンドリュースに関しては?「今までの経験にないようなコースを体験できました。普通にまわったら楽しいかな?でも試合では大変でした。ここに打たないとダメだよっていうようなピンポジション。コースにまんまとやられたって感じです」
藤田は最終日にトム・ワトソンとラウンド、白いバイザーにはワトソンのサインが「メジャーの楽しみの一つですね。自分が頑張ったという証拠の一つだと思います」