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〜全英への道〜ミズノオープン 2013

ブレンダン・ジョーンズが大会2勝目のチャンス【インタビュー動画】

今季は、これまで不本意な6戦も、相性の良い舞台で普段の勢いが、戻ってきた。初日から67・66、と歴代チャンピオンが着実に大会2度目のVロードを突き進む。

今季は開幕から2戦でトップ10入り。しかし、序盤の日本ツアーはひんぱんに空き週を挟むスケジュールに「休みの週は、帰らないと奥さんに離婚されちゃう!!」。それは冗談としても、6歳と2歳になる2人の可愛い坊やにも逢いたくて、この3ヶ月は日本とオーストラリアを行ったり来たり。
約8時間あまりのフライトは、時差も1時間と体調には何ら問題ないが、「なんとなく、試合のリズムがつかめなくって…」。

しかし、ここJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部に来さえすれば、しめたもの。2003年は、翌年に全英オープンを制したトッド・ハミルトンと優勝争いの末に2位に。そして翌年の2004年はついにプレーオフの末に、ツアー通算4勝目(当時)を手にした。

「今年はあの頃よりも、少しラフが浅くて。僕にはより戦いやすい感じがするよ」と、意味深な笑み。使い初めて早13年になる長尺パターはいま3年後に体に支点を作って打つ、いわゆる「アンカーリング」の禁止が決まって、ジョーンズも揺れている。

「なんで今さらだめなのか」と、納得できない部分もある。2016年には「いっそ引退をしてやろうか」と、ついジョークの愚痴も出てしまうが、ルールはルールだ。「たまに違う打ち方を試してみたり」。短いパターを練習してみたり、徐々に試行錯誤をする一方で、「まあ、それも禁止になってから考えればいっか」と、相変わらず陽気なオージー。
「シリアスになっても仕方ない」。それよりも今は、目の前のことに集中するつもりだ。

今大会は、あこがれの全英オープンの出場権もかかるが、「それも今は脳裏の片隅に、残り2日を全力で頑張る」。大会2勝目でのツアー通算13勝目をにらむ。



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