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カシオワールドオープン 2000
▼ トピックス「俺もやることはやったよ」
3番でチップインイーグルを奪い、エースキャディの佐野木計至さんと、ド派手なハイタッチ。
5番の第2打でピンまで2,5メートルにピタリとつけると、7番では、約5メートルのバーディパットを決めて、腰の下で、こぶしを2回突き上げるパフォーマンス(=写真)。
ラスト18番で4メートルのイーグルトライがはずれて1打差で、鈴木亨に敗れたが、最後まで大ギャラリーをハラハラドキドキさせた尾崎将司。
勝った鈴木も、「ジャンボさんがいなければ、ゲームはつまらなくなっていた。僕がひとり走っていたら、視聴率も上がらなかったと思う。ジャンボさんのおかげです」と、すさまじい追撃ぶりに身震いした。
そのジャンボは、ただ、「亨の調子がよかったんだ」とポツリ。
「難しいピン位置の、16、17番で取るんだもんなあ…」
それでも、自分のプレー内容には満足しているようすで、「俺もやることはやったよ。やろうとしていることができてきているし、来季に向けて良い64(この日のスコア)だ」と話し、“もうひとりの主役”はコースを後にした。