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カシオワールドオープンゴルフトーナメント 2005

ウィと2日間、同組でまわった手嶋と横田は・・・

がっかりしたのは、ウィだけではない。同じ組で回った手嶋多一と横田真一も、同じ気持ちだった。手嶋は、自身ボギーなしの64でまわって首位タイに浮上したが、自覚がなかった。
ウィのプレーが気になって、「それどころではなかった」と打ち明ける。

横田もプレーの合間にウィに話しかけたり、雰囲気作りに一生懸命だった。
「最初は負けちゃいけない、と思っていたけど、16歳なのにものすごくマナーがいいし、最後はファンになって2人で応援団になってしまった」という。

その一方で、「男子ゴルフは簡単ではないと分かってくれたという気持ちもある」(横田)。
初日の12番ホールで、2人揃って飛距離で負けた悔しさもある。

「素で負けた。昨日のテレビも、あのシーンばっかりで(笑)」(横田)。
「あのシーンのことばっかりみんなに言われて。あれは・・・ちょっとつらかったよね(苦笑)」(手嶋)。
「・・・僕は今日も、3ホールも負けたしてね」(横田)。

2人揃ってのぞんだインタビューで、複雑な心境を明かしていた。

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