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ダイヤモンドカップトーナメント 2002

「チャンスですから」

 宮瀬博文が、初めて使ったパターでVチャンス
 エースパターのピンタイプを、めったに手放すことがない宮瀬が、今週、生まれて初めて、試合で使ってみたマレット型のパター。
 最近、このパターで勝っている人が多い、と聞いて試してみたところ、「これが、すごく良かったんです。手に適度な重みが感じられて、ラインが出しやすい。最高ですね」
 5メートル以内のチャンスは、ほとんど外さなかった。
 午後からのティオフは、5アンダーからのスタート。
 トップの近藤とは、すでに10打差ついていたが、パッティングで調子が出ると、ショットにも好影響を与える。
 後半の13番から4連続バーディで、大量リードにも、2打差まで追いついた。
 通算12アンダー、3位タイ。
 「チャンスですから、もちろん狙っていきますよ」
 2年前、今大会で谷口徹とのプレーオフをイーグルで制した派手な優勝シーン。もう一度、あの再現だ。

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