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ダンロップフェニックス 2001

「今日は18ホールに四季がありました」

出だしの3ボギーからカムバック、8位タイの桑原克典

 「今日は1ラウンドの中に、四季がありましたね(笑)。
 1番で、秋が来て、2、3番で、冬が来て、7番くらいからまた春がきて、そのあと、真夏がきました。
 昨日はすごく良いゴルフができたので、今週は、4日間、やれそうだなあ、と思って今日はスタートしていったのに、1、2、3でこれ(ボギー)でしょう。もう、荷物をまとめて、帰ってしまうか、なんて思ったりしました。
 1番ホールは、フェアウェーから打ったセカンドが、『なんでそんなに行っちゃうの?』というくらい右へ。2番も右の林。3番は、フェードをかけたつもりがドローボールになってしまった。それにしても、そこからナイスカムバックですね。

 今年は、目標を見失っていました。何年かツアーでやってきて、自分のだいたいの位置(ランク)もわかってきて、現状維持みたいな感じになって・・・。
 自分はね、もともとパットがうまいと思っていたんですけど、今年はどういうわけか、自分の才能を信じきれなかったこともあります。
 でも、9月ころから、また、自分の才能を信じられるようになってきて、今は、自分のゴルフをすれば、ツアーでは、負けないという気持ちでやれているんですよね。
 今週は、世界からトッププレーヤーがたくさん来ているので、僕も頑張りたい。デュバルには勝てない、と思うのが自分なら、勝てる、と思えるのも自分ですから」

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