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フジサンケイ クラシック 2002
< 2日目ニュース >「自覚症状ナシ、だけど…」
叔父の健夫は4オーバー47位、直道はイーブンパー17位。そして、父・ジャンボは予選落ち…。
今週、尾崎家の最高順位で予選通過を果たした智春は、「え?そうなの!? 自覚症状ナシ、だけど…。僕も頑張っていますよね」と、照れ笑いを浮かべた。
この日、智春の組は最終組の一つ前。
雨風のため全体のプレーの進行が遅れ、ラスト18番に差し掛かったころには、あたりはすっかり薄暗かった。
しかしこの日の智春は、見通しの悪い悪条件にも、チャンスは逃さない。
叔父のジェットにヒントをもらった44、5インチの長尺パターで7メートルを決めて、バーディフィニッシュ。
ツアー2戦目の予選通過に、「前回(一昨年前のファンケルオープンiN沖縄)より、ゴルフの内容も全然違う」と、成長のあとも、実感している。
翌3日目は、叔父・直道とのラウンドが決まった(10時48分、1番スタート)。
「決勝ラウンドでも、敵は雨風」。
自然との戦いとしながらも、「でも、ドキドキしますね」と智春。
「だって、直道さんとなら、きっとギャラリーが多いでしょ。僕のは、まだ人に見せられるゴルフじゃないんだけどなあ…」と、困ったように頭をかいて、笑いを誘った。