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日本プロゴルフマッチプレー選手権プロミス杯 2001

▼ 3位決定戦 藤田寛之とFミノザの3位決定戦は、3−1で藤田の勝利

「この経験は、いつかきっと生きてくる」(3位の藤田寛之)

 「今日は、僕は調子が良くなかったんで、どうかなあ・・・と思っていたのですが、ミノザさんも、そんなに調子が良いというわけでなく、終盤までどっちが勝ってもおかしくない、という雰囲気でした。
 前半のうちに、先に僕が2アップはしましたが、すぐにイージーミスでボギーにしたりしてたので、相手が相手だけに、最後まで油断はできませんでしたね。
 僕も、感情が表に出ないタイプだけど、ミノザさんはもっと出ないタイプ。マッチプレーで、感情が出ない相手との対戦は、本当に難しいものだ、と痛感しました。
 マッチって、緊張の連続です。こちらがアップしていても気を抜くとすぐに追いつかれ、逆転される。ストロークプレーでいえば、4日間、ずっと最終日の優勝争いをしているようなもの。この競技で、勝ちあがる選手って、ほんとうにすごいと、改めて思いました。
 この経験が、あとできっと、ストロークプレーでの優勝争いに生きてくると思います。
 しかし、本当に疲れましたね・・・(苦笑)。僕は試合後の疲れはいつも翌日に来るタイプなので、明日は、ドっと疲れそうです。

 本当なら、あらゆる意味で、決勝戦まで行きたかったんですけど、それでも、今日はなんとか3位になりたいと頑張ったので、本当に嬉しいですね」

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