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小山内護2年連続ドライビングディスタンス1位

ツアーも中盤を迎えるころには、すでに確定していた。2年連続のドライビング王の座。今年平均302.99ヤードは、2位の小田龍一と、2.02ヤード差をつけてランク1位に輝いた。

男なら誰でも焦がれる、飛ばし屋日本一の称号は、もちろん嬉しいには違いない。
その栄冠を再び手にしながら、少々苦々しい記憶も残っている。

それは今年11月の三井住友VISA大平洋マスターズ。
その予選2日間を同じ組で回ったバッバ・ワトソンは、米二部ツアーのネーションワイドツアーで平均飛距離338.3ヤードを記録した選手だった。

さすがの小山内も、同大会では常にティショットで前を行かれて「かなり、悔しい思いをした」。
同時に、「自分も、あと10ヤードは飛ばしたい」と、さらなる野望が出てきた。

その一方で、自身がもっとも苦手とする部門の1位獲りも見据えた。
数年前にイップスにかかったパッティング。
幸い、復調の兆しが見え始めた今年は、終盤で幾度か優勝争いにも絡むなど、上昇ムード。
「来年はぜひ、平均パット数でも1位を狙ってみたいと思います!!」。

そうすればおのずと、98年以来見放されたままのツアー通算3勝目も手に入るだろうことだろう。

誰もがうらやむ飛距離を武器に、来季のさらなる飛躍を誓った小山内には、日本ゴルフツアー機構から記念のトロフィーと、ドライビングディスタンス賞の副賞として、全日本空輸株式会社・専務取締役執行役員の中野雅夫さま(=写真上、右)より「ANA国内線 任意区間 ペア往復航空券」が贈られた。

また、小山内が今年のベストサポート賞として選んだのは、ウェア契約を結ぶ小杉産業株式会社・代表取締役副社長の塚越正敏さまと、同社メンズインナー事業部・常務執行役員事業部長の下川達也さま、同社インナー・ケンゾーゴルフウェア部・部長の金子正史さま、同社・インナー・ケンゾーゴルフウェア部・課長の田平英也さまと、クラブ契約を結ぶテイラーメイドの馬場亮輔さん、専属キャディの今泉学さんの総勢6人!!
小山内からひとりひとりに、心をこめて記念品を手渡した(=写真下)

※1ドライビングディスタンス賞…18ホール中、2ホールのティショットを4日間計測し、年間を通じた平均飛距離をもとに算出される。

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