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サントリーオープン 2001
「すべてに関して、良い感じでできているよ」
通算8アンダー、単独首位でやってきた18番で左林の木の根元に打ち込んだ。
第2打は、グリーン手前のバンカー。そこから、寄せきれず、6メートルのパーパットをはずしてボギーとし、片山のリードを許したが、ホールアウトしてきた尾崎の表情は、充実感でみなぎっていた。
◆ ジャンボのはなし
「今日はティショット以外も良かったよ。内容の良い、ゴルフだった。
先週、1週間、いろいろ試してみたんだ。
芥屋(久光製薬KBCオーガスタ)あたりから、クラブを短くしたり、いろんなことをやって、試合慣れしていなかったこともあってね・・・。もっとこうしたほうがいいんじゃないか、とか、いろいろ取り組んで、だいぶ、良くなってきたんだ。
また、ゴルフは、パットが半分以上を占めている。
それが、北海道(サン・クロレラクラシック)で、強風の中、どうクラブを上げていいのかさえ分からなくなった。バックスィングを上げるタイミングが、悪かったんだね。それも、どうすれば、良くなるのか、必死で考えて、新しい方法で、良い形になりつつある。
その方法? もう少し、ゆっくり目に上げるんだ。スローバックスィング。ゆっくり上げるのは、とてもきついけど、それもやらないとダメだ、と・・・。ようやく、感じが出てきたね。もうちょっとだよ。
すべてに関して、いい感じでできているよ」