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ブリヂストンオープン 2001

▼ 最終日、トピックス 「これじゃあ、伊沢には勝てないな・・・」

尾崎将司は、短いパットに泣いた

 弟子の伊沢を「やっつけてやる」と、闘志を燃やし、1打差2位でスタートしていった尾崎。
 だが、この日は、短いパットに泣くシーンが目立った。
 前半は、8番でチャンスパットをはずして天を仰ぐ。
 14番では、1メートルちょっとのパーパットを打ちそこなった。
 15番で、前ホールとほとんど同距離のバーディを決めたが、次の16番で、またもや1メートル強のバーディパットをはずした。
 18番で、左カラーから4メートルを決めバーディで締めくくったが、伊沢には一歩届かず。
 弟子を倒しての今季初Vはならなかった。

 尾崎のはなし「惜しかったけどね・・・。14番の攻防だね。あそこでボギー、バーディなんかしているようじゃね。16番もなあ・・・手前からののぼりのパット、17番もまっすぐののぼり・・・あれは、打てなきゃね・・・。8番も短いのはずしたし、他では良いパットもあったんだけど、まあ。しょうがないな。
 悪くはないんだけど、ちょっとずつ・・・。ちょっとずつこういうことがあると、今の伊沢には勝てないわな。
 チャンスだと思って一生懸命やっているんだけどな。
 なかなかうまくいかないよ。
 スィング的なものは解明できているんだけど、もうひとつだな。
 納得いかないのもいくつかあるけど、まあこれで、優勝争いのゲーム展開がわかってきたかな」

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