記事
ANAオープン 2007
今野康晴「どんなことにも左右されないゴルフをしなくちゃ」と・・・
1打差の単独首位で迎えた本戦の17番パー5。残り240ヤードの第2打を打つ前だった。同じ組の増田伸洋のトラブルで待たされた。
「その間に体が冷えた」と振り返る。
数分の間に、考え方も変化した。
当初は、グリーンの真ん中を狙うと決めていた攻め方。
いざ、打つ番になって「木を越そう、と思ってしまった」。
5番ウッドのショットは動きもぎこちなく、2オンに失敗。おまけにわずか70センチのパーパットも外してボギーを打った。
「どんなことにも左右されないで、自分のゴルフをやらなくちゃいけなかったのに・・・」。
2005年大会に引き続き、再びプレーオフの末の2位に唇を噛んだ。