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アコムインターナショナル 2004

ジャンボ尾崎「チャンスはある」首位と5打差の通算8アンダー3位タイ

スタート前からロッカールームで、右でん部を押さえてうめいている。持病の坐骨神経痛はラウンド中、特に歩行中にひどく痛むという。
それほどの故障を抱えながら、ジャンボはまだ上のレベルを模索している。
「今日の前半は、ショットに多少の変化を加えたんだ。…そしたら、ばたついた。自分で自分の首をしめてしまった」と、フロント9の3ボギーに苦笑した。

「でも、後半から元に戻したら久しぶりに内容の濃い9ホールができた」。最終18番ホールは、左手前4メートルにつけて、バーディフィニッシュ。
首位と5打差の通算8アンダーに、「明日は64、65あたり出せれば、チャンスはないことはない」とホールアウト後もでん部をしきりにさすりながら、言ってのけた。
恐るべき57歳―。

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