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ウッドワンオープン広島ゴルフトーナメント 2006
上田諭尉(うえだゆい)「いっぱい稼いで、美味しいものを食べさせてあげたい」
そこには、「ALWAYS AI&YUI THANKING YOU MAY6.2006」と、赤い文字でプリントされていた。
今年5月6日に結婚した愛さんと出会ったのが、ちょうど1年前。友人の紹介だった。
つまり、今週のウッドワンオープン広島は、2人の思い出のトーナメント。
「日ごろお世話になっているみなさんに・・・」と、感謝の気持ちをこめて、自ら作成したボールを配るのにはうってつけの場所だった。
今年4月の開幕戦『東建ホームメイトカップ』で2位タイ。
「家庭を持つ」という喜びと、責任感に突き動かされた結果だった。
現在、賞金ランクは33位。
今週は大会終了後に、昨年のチャレンジトーナメントランク上位5人と、ファイナルQTのランクで構成される、シード権をもたない選手の出場優先順位の見直しがされる。
昨年12月のアジアジャパン沖縄オープンから今大会までの獲得賞金額をもとに順位が組み替えられ、それが7月20日に開幕するセガサミーカップから、適用されるしくみだ。
上田は、その“リランキング”で現在、ダントツのトップを走っている。
後半戦も、ほとんどのトーナメントで出場が可能な位置をキープしている。
「このまま1位を突っ走り、夏以降もたくさん試合に出ていっぱい稼いで…。奥さんに美味しいものを食べさせてあげたい!」。
愛妻の生まれ故郷で大発奮。“新婚効果”で、シード権を取り戻す。
※出場優先順位のリランキングとは
今大会終了後、昨年のチャレンジツアー賞金ランク上位5人と昨年のファイナルクォリファングトーナメン
トのランキングで構成されている、シード権をもたない選手の出場優先順位の見直しがされる。
昨年12月のアジアジャパン沖縄オープンから今大会までの獲得賞金額をもとにリランキングされたこの順位
は、7月20日に開幕するセガサミーカップから適用される。
今週の結果が後半戦の出場権に大きく関わってくるために、対象選手には今週が正念場となる。
先週までのリランキング上位者
1位 上田諭尉
2位 市原建彦
3位 富田雅哉
4位 清水一浩
5位 谷昭範
6位 フランキー・ミノザ
7位 清田太一郎
8位 井手口正一
9位 すし石垣
10位 真野佳晃