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ウッズが3年ぶり4度目の優勝、片山は33位マスターズトーナメント最終日
続く最終ラウンドは、クリス・ディマルコとの一騎打ちとなった。
ディマルコは昨年もV争いを繰り広げ、親友のフィル・ミケルソンに優勝を譲った選手だ。
今年も、最後まで食い下がったがプレーオフ1ホール目に、悲願のメジャー初制覇を打ち砕かれた。
ウッズのメジャー優勝は、2002年の全米オープン以来。
マスターズでの優勝は、連覇を含む4度目。
この復活優勝で、再び世界一に返り咲いた。
2年ぶりの出場を果たした片山晋呉は、通算6オーバーの33位タイに終わった。
片山晋呉の話
「もう、今年は(悪天候の影響で)距離たっぷりで。ほんとうに、嫌になりました。届かないですからね、僕の距離だと。毎回、40とか60ヤードとか他の選手に置いていかれて。
今回は、よく予選通れたものだと思う。世界ランクの上位の人でも、予選落ちている中で、ですよ。
ひとつひとつの技術では、他の選手にそれほど引けをとるとは思わない。でもパワーとか、もともと持っているものの違いを、今回はますます痛感してしまった。
アプローチ、パットが究極にうまくない限り、戦えない。それしか、日本人選手にはチャンスがない。
これからもっともっと、細かいものを磨きまくって、先が尖るくらいの鋭さを持って、やるしかない。アプローチ、パターを徹底的に磨いて、またここに戻ってきます」(テレビインタビューより)