記事
アコムインターナショナル 2006
23位タイの小野貴樹「チャレンジの代表として・・・」
「上がりホールでいつも打っちゃうのが僕。だから、今日は気合を入れたのだけど・・・」。
後半の7番から3連続ボギーだ。
8番で、返しの2メートルのパーパットを外した。
9番で、グリーン左に外して寄らず入らず。
結局、1アンダーまでスコアを落として反省しきりだが、今の小野には勢いがある。
先週の「SRIXONチャレンジ」で今季チャレンジトーナメント2勝目。
今週は、ここ石岡ゴルフ倶楽部の近隣の静ヒルズカントリークラブで「GDOチャレンジ」が行われている(21日ー22日)が、小野はチャレンジトーナメントの優勝枠を使って、レギュラーツアーの出場を選んだ。
それだけに「チャレンジの代表として頑張りたい気持ちがある」と、2日目以降のさらなる上昇を誓った。
<小野貴樹(おのたかき)プロフィール>
1973年3月9日生まれ、神奈川県出身。吉野電化工業所属。
横浜商業高校野球部。「3度甲子園に行ったが、僕は万年補欠。毎年スタンドから応援していました」。
当時177センチの身長に、体重は60キロ程度しかなく体格に恵まれなかったこともあり、野球を断念。しかしそのあと、進学か就職かもなかなか決められず、進路に迷っていた小野に、父が持ってきたのがプロゴルファーの道だった。
22歳で茨城県の大利根CCの研修生となり、26歳でプロテストに合格。
今季チャレンジトーナメントで2勝をあげ、同トーナメントの賞金ランク1位につける。