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日本プロゴルフ選手権 2008

高山忠洋が5位タイに・・・

ホールアウトするなり、「も〜う、我慢できない」と、練習場に向かった。2003年に発症した持病の左手首痛は、一時は欠場も考えたほど。先週のパインバレー北京オープンは出発直前にやむなく欠場したが、プロ日本一を決める今大会は「なんとしても出たかった」。

大会週の月曜日と水曜日に痛み止めの注射を打つ応急処置で、どうにか本戦を迎えたが、トレーナーからは「スタート前と、ホールアウト後の打ち込み禁止」のお達しが出ていた。

「でも、せっかくこんなに良い位置で最終日を迎えるのだから・・・」。
首位とは、差がついてしまったが5位タイに「ちょっとだけ打ってきます!」。
向かう足取りがつい駆け足になってしまうのは、痛みが和らいでいる証拠でもある。

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