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エバーライフカップチャレンジトーナメント 2008
池田勇太が6アンダーで単独首位!
「久しぶりの“65”だよ」と笑みがこぼれた。
11番で左のグリーンエッジから5メートルの距離を沈めてチップインバーディ。
15番からは全てピンに2.5メートル以内に付けて3連続バーディ。
今日はショットだけでなく、今シーズンの課題でもあったパッティングも好調だった。
「ずっと調子は良い。Novilカップも手応えがありました」。
『Novilカップ』は、1Rで2つのイーグルを奪う等、10アンダーの5位タイフィニッシュ。
「アグレッシブに攻める事が1打でも少なくホールアウトする事につながっている」。
このコースは風が大きく影響する。ホールの周りに張り巡らされたウォーターハザード。多い所には1ホールに10箇所も配置されてあるバンカーに掴まると、たちまちスコアを落としてしまう。例えば4番では、ピンポジションが奥の場合はグリーンが硬いので、池に落ちる事も考えて、中々ピンを狙っていけない。
それでも、「コースも時間帯によって状況が変わるけど、自分で正しく状況判断ができてる。」と、確実なクラブ選択に迷いがない。
今日もバンカーに入れてしまったのは、唯一ボギーを打った7番ホールだけ。
7バーディ、1ボギーの6アンダーで、自身初のチャレンジトーナメント単独首位に立った。
2位以下と2打差を付けて、「明日はトップに立つから優勝も気になると思うけど、それを逆に全面に出してキッチリ攻めていきたい。明日は180万円貰って帰りますよ。」と不敵に笑った。