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ダンロップフェニックストーナメント 2011

尾崎兄弟がイーブンパー

94年から3連覇の実績は、だてじゃない。まずは、兄だ。ジャンボ尾崎だ。最終9番は、1メートルのパーパットを外して、この日初ボギーに「最後は考えすぎた」と、悔しがったがこの日首位につけた谷原秀人も明かしたように、背中の骨の一部を骨折している64歳が、イーブンパーの30位タイ発進には恐れ入る。

また、今年も米シニアのチャンピオンズツアーで気を張る弟の直道も、日本ツアーは今季2戦目の今大会。
この日初日は、スタートの1番のパー4で112ヤードの第2打を52度のウェッジで、直接入れるイーグルを奪った。

「ピン横に落ちたのが、スピンで入った。コースが、“ウェルカム・ジャパン”と言ってくれたのに」と、そのあと4つのバーディに対して6つのボギーは「アプローチがイップス気味で。感じが出なくなってしまったのが寂しい」と悔しがったが、兄と同スコアには、「久しぶりの日本で無難なスタート」と、納得顔だった。

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