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長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント 2007
タイ出身のプロム・ミーサワットが首位タイ
難コンディションの中2アンダーをマークして、好スタートを切った。
プロゴルファーの父・ステプさんの手ほどきでクラブを握ったのは4歳のとき。
母国のナショナルオープンの初代チャンピオンの血を引き継いで、めきめきと腕をあげた。
2004年にプロ転向を果たし、昨年2006年のアジアと韓国共催のS・K・テレコムオープンでツアー初優勝をあげて自信をつけた。
その翌年の昨年2006年、初挑戦のクォリファイングトーナメントでランク7位につけて、今季日本ツアー初参戦。“ルーキー”ながら、その存在感はかなりのものだ。
理由は、なんといってもその風貌。
自称「80キロ」の体重は、実際は110キロある。
アジアンツアーの選手たちは親しみをこめて、彼を「イルカ」と呼ぶ。お腹の出た人のことを、そう表現する習慣があるのだそうだ。
親元を離れての転戦も、大先輩のプラヤド・マークセンら日本で活躍するタイ人プレーヤーとともに行動することで不安も解消。
本格来日から4ヶ月を過ぎて、そろそろ環境にも慣れてきたころだ。
「もちろん、早く優勝したい!」。
23歳がやる気だ。
プロム・ミーサワット
1984年、7月21日生まれ。タイ出身。
プロゴルファーの父・ステプさんの手ほどきで、4歳のときからゴルフを始める。
2004年のアジア・ジャパン沖縄オープンでプロデビュー。2006年のアジア韓国共催のS・K・テレコムオープンでツアー初優勝。
身長187センチ、体重80キロ。趣味は映画鑑賞と水泳。