記事

ゴルフ日本シリーズJTカップ 1999

「別に風と言って深く考えたりしません、あえて言うなら勇気が必要」

5バーディ、5ボギーの70。この日パープレーで通算5アンダー、首位に立った伊沢利光。
「きょうのゴルフはよかったんだか、悪かったんだか、スコア的にはよかったといえるのでしょうけど(パープレー)ね。スタートする前はパープレーでまわれればいいだろう、と思って行きましたから。
 風の影響はボクの場合、第2打でよくわからなくなることが多くて、9番ホールでは残り257ヤードを7番アイアンで打ったし、16番の第2打は、昨日はピッチングサンドウェッヂで打ったけれど、きょうは5番アイアン。全体的に2〜3番手くらい違ったでしょうか。
 あの風の中でのゴルフにしてはうまくいったといえるでしょう。
 風の日のティショットは、ティアップを普段より低くするくらいで打ち方とか変えるわけではない。やっぱりそれより第2打の打ち方が、気になるかな。まっすぐの風向か左からの風なのか、勘違いするととんでもないところに飛んじゃいますからね。 全体に大きめのクラブで軽めに打つつもりで打っていたつもりだけれど、それでもアゲンストホールではショートしていたくらいで。
 あまり思いきり良すぎると(風のせいで)ボールが向こうに消えていっちゃうような気がするし、押さえて打とうとすると、手前でショートしちゃう気がするし、…まあ、ボクは風の中でもあまり気にしないタイプなんですが、風の中のショットには勇気が必要です」

関連記事