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ダイヤモンドカップトーナメント 2001
▼ 上位選手のコメント 「油断するとダボ、トリ…。ここは最後まで気の抜けないコース 」
98年、大洗での日本オープン。3日目、首位と3打差の2位につけていた藤田は、最終日に77をたたいて後退。
「…そうですねえ…そういうこともありましたね」と遠い目をしながら、「今は、あのときより、アイアンの切れもよくないんですけどねえ…」と藤田。
そういいながらも、松林が密生し、「1日に最低1回は、木に当たる」といわれる大洗で、「今日は1回も、木に当たらなかった。パーオンをはずしたのも2ホールだけ」と、ショットに安定感を見せ、3アンダーの首位タイ発進。
「でも、このコースは、油断するとすぐにダボやトリ。最後まで気が抜けません」と、気を引き締める。
「今日は、風の影響はもちろんあったんですけど、前半の3連続バーディの貯金があったので、余裕を持ってやれましたね。
でも、コースがコースだけに、ダボ、トリもありえる。何が起こるか分からないコースなんで、堅く、安全に、大きなミスもなく、最終日まで頑張りたい。…ここのところ、最初に良いスコアを出しても、最終日にダメになることが多いんで、良いスタートを切った今日の調子を続けていくことが課題です。
プロアマ戦のときは、木に当てまくって3オーバー(笑)。同じチームのアマチュアの方に迷惑をかけたんですが、今日はなぜか、1回も当たらなかった。ってことは、ショットがいいってことなんでしょうね。
この状態が、続けばいいんだけど…。
僕は、プレッシャーがかかったときに、クラブが振り切れなくなっちゃうんでね。
このコースでも、風が吹くと、フェアウェーに置こうとして、スィングが小さくなってしまう傾向がある。
だから、『ラフでも、グリーンが狙える場所ならいい』とあまり考えすぎないように、思い切って振り切っていけたらいいな」