メジャー初参戦の挑戦者が前半でバーディを積み重ねていく。しかしセントアンドリュースが試練を与えたかのごとく後半に入るとコースは黒い雲のベールでつつまれた。気温が下がり、強風が吹きはじめると高山は10番から4連続ボギーの洗礼をうけた。しかし15番、残り153ヤードをPWで4mにつけバーディ、イーブンパーで初日を終えた。「1番のスタート前はロボットダンスのような足取りで、とうとう来たんだなと思った。それでも素振りを何度かして、ティに立った時は清々しい気持ちになれた。テレビでは見ていたけど、一日にこんなに天候が変わるなんて、本当に1日に四季があるんですね。今日はスコットランド・ウェザーを体験できました。そしていっしょの組のフレッド・カプルスの応援(フレディーコール)がすごかったので自分もメジャーにきたんだなと感激しました。