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東建コーポレーションカップ 2000

賞金王奪回にむけ始動した尾崎将司が、開幕戦で痛恨の予選落ち

「(8番ホールでバンカーに入れてボギーにしたとき、怒って振り上げたサンドウェッジが折れたのは)あれは、カッときて手を上げて、でも途中で止めたんだけど、ヘッドが落ちたんだよ。(サンドを折ってしまったそのあとの)影響はあったよ。15番ホールで7、80ヤードの、ちょうどサンドウェッジの距離が残って、しょうがないからピッチングサンドでヘッドを開いて打ったんだけど、ダフってしまった(ボギー)。
 何種類かスイングを試していて、飛距離は、一緒にまわった伊沢と変わらないし、しあがりは悪くないと思う。アイアンは、グリップに変化をつけながらやっているけど、そのへんのし込みはまだ甘い。でも、いい感触は掴めているんだけど、今の時期はもうすこし、やりたいことがあるんだ。

 それより、今週のグリーンは強烈だ。アメリカツアー並なんじゃないか? (グリーン速度をはかる、スティンプメーターの数値は)10フィート以上は出ているはずだよ。だから非常に微妙なタッチを要求されるんだな。まだオレはそこまで訓練されてないんだ」

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