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いよいよ4日(土)の本戦を、2日後に控えたヨンピョンバーチヒルズ日韓男子ゴルフ対抗戦
「今回も“アウェイ”の洗礼を受けるとは思いますが、それにもめげず、ぜひ名誉と賞金を日本に持って帰りましょう!」。
昨年のアジアVS日本の対抗戦『ダイナスティカップ』も敵国・中国での開催。地元ファンの声援は想像以上に厳しいもので、その勢いに気圧された日本チームは敗退の憂き目にあった。
当時の主力メンバーだった手嶋は、そのときの悔しさを今でも苦く思い出すのだ。
「最終ホールはもう、プレッシャーでがちがちで・・・大事なティショットを曲げました。それを見た地
元ファンがまた大喜びで・・・。サッカーと同じで、自分の国を応援するのは当然のことなんですけど、それでもかなり悔しかったですからね・・・」。
会議中には、日本ゴルフツアー機構の理事長・島田幸作から届けられたメッセージで、ますますメンバーの気持ちは引きしまる。
「韓国チームは、母国開催の今大会に優勝すれば国内での評価も高まるし、ステイタスも上がる。そういう思いで死に物狂いで、向かってくるでしょう。みなさんはそれに負けないよう、日本代表の誇りをかけて、全力を出し切ってください」。
いよいよ迫った決戦のときに備えて選手たちは、今大会会場のバーチヒルズゴルフクラブに飛び出していった。