記事

日本プロゴルフマッチプレー選手権プロミス杯 2000

第1回戦、組み合わせ決定!!

 ゴルフがこの世に誕生したとき、その競技方法はすべて『マッチプレー』で行われていた。1対1で、ひとホールごとに勝敗を決める格闘技―これがゴルフの原点だった。
 『マッチプレー』は、“グリーンを読む”こともさることながら“相手の心を読む”といった駆け引きも要求される、いわば心理戦。
 コースを相手に戦う普段のストロークプレーで強いからといって、このゲームでも勝ち残れるとは限らない。人対人の戦いで、否が応にもその人自身の性格が浮き彫りされるところに、このゲームの面白さがある。
 昨年は、「タイマンなら負けない」と豪語した規格外の男、小山内護が勝った。

 本文内に、競技方法、成績表の見方、組み合わせ方法を明記。

--------------------------------------------------------------------------------
【 マッチプレーについて 】

◆ 成績表の見方

【 例 】 4アンド3 (フォーアンドスリー)
 4はアップ数、3は残りホールを表わしている。
 たとえば、第1回戦のトップスタート伊沢利光V河村雅之の対戦結果が4アンド3の場合、15番ホール終了時点ですでに伊沢が4ポイントリードしているため、河村がたとえ残り3ホールすべて勝っても伊沢には追いつけない。よって15番ホール終了時点でゲームオーバー。4アップしていた伊沢に、軍配があがるというわけだ。

 また、18ホールのマッチ戦で全ホール消化はしたが、勝負が分けている(スクエア)場合は決着をつけるために、次の新しいホールにすすむが、18番以降のホールのことを、エキストラホールと呼ぶ。
 エキストラホールに進んだ場合は、先にポイントを取ったほうが勝ち。
 1ホール目で決着がつけば、19ホール1アップ。それでも決まらず、例えば23ホール目でようやく決着がついたときは、23ホール1アップと表記される。

◆ 出場選手と、第11回戦の組み合わせ方法

 出場選手は、昨年のこの大会から、今大会前週まで(今年は久光製薬KBCオーガスタ2000)の獲得賞金額を加算した『マッチプレーランキング』より選ばれた上位32人。第1回戦は、同ランク最上位者と最下位者とを組み合わせて出来た全16組が、8ブロックに分かれて対戦する。
 なお、大会前日の水曜日、17時以降に欠場が出た場合、その組を不戦勝とする。
組み合わせ、スタート時間は変更する場合がある。

◆ 競技方法

第1回戦   8月31日(木曜日) = 32選手16組による18ホールマッチプレー
第2回戦   9月 1日(金曜日) = 16選手8組による18ホールマッチプレー
第3回戦   9月 2日(土曜日) =  8選手4組による18ホールマッチプレー
準決勝    9月 2日(土曜日) =  4選手2組による18ホールマッチプレー
3位決定戦 9月 3日(日曜日) =  2選手1組による18ホールマッチプレー
決勝戦    9月 3日(日曜日) =  2選手1組による36ホールマッチプレー

関連記事