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アコムインターナショナル 2000
「新しいことにトライするのはドキドキしてこないか!?」
2番パー5からバーディ、ダボ、ダボ、バーディと派手なスタートを切って、一時、通算2オーバーまで後退した尾崎将司。
しかし、このまま崩れ去る尾崎ではない。
後半5つのバーディを奪って、首位と6打差の通算2アンダーまで盛り返して、17位タイ。
「去年の暮れから試してきたことがあって、それが練習場では出来るんだけど、ゲームになるとうまくいかない。
まだまだ、自分のスタイルを変化させ、それが自分のものになるまでには、時間がかかるな。
でも、(ビート)たけしのCMじゃないけど、新しいことにトライするときって、なんだかドキドキしてくるもんだと思わないか?(笑)
パットはずっと良くなかったから、20〜30年前の構え方に戻したんだ。
ジャック・ニクラウスみたいにかがんで、右手の角度を変えないで打つんだ。
格好を気にして、長いことやっていなかったけど、見かけにこだわりすぎたのが仇になったようだ。
以前の打ち方に戻したら、ヘッドがまっすぐ出るしラインも良く見える。やっぱり、良いものはいいんだね」