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カニトップ杯チャレンジトーナメント I 2006
杜の都ゴルフ倶楽部は素晴らしいコースメンテナンスでトーナメントを演出。
この日アンダーパーでラウンドしたのは僅か二人。平均ストロークは前日と比較して2.5ストローク以上、初日と比較すると約3ストロークもの差が出た。
しかし、この雨に苦しめられた選手たちとは対照的に、コースコンディションは平穏さを保った。
グリーンに水が浮くことはなく、フェアウェイも水溜りができるほどまでにはならず、杜の都ゴルフ倶楽部の緑の大地は、選手たちのプレーを最後まで見守り、うけとめてくれた。
これは普段からのコースメンテナンスへの地道な努力に他ならない。
また、いくつかのホールでティ位置を改善するなど、選手の最高のパフォーマンスを引き出すためのコースセッティングを目指し、その努力を惜しまない。
更に、9月下旬に開催されるカニトップ杯チャレンジトーナメントIIまでに、300ヤードの練習場を完成させる計画で、既に建設が進められている。
チャレンジトーナメントを開催し若手選手の育成に賛同する傍ら、コース自らも常に成長を続けている。
もしかしたら中断、という状況も考えられたほどの雨を、大きな懐で受け止めてくれたコースが、新しいチャンピオンと、厳しいコンディションの中で、唯一、ノーボギーという溝渕洋介のパフォーマンスを演出してくれた。
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