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来年は俺たちがツアーで暴れてみせる!前粟蔵俊太、永野竜太郎、片岡大育 <ファイナルクォリファイングトーナメント最終日>

11位でフィニッシュした前粟蔵俊太
今回参戦した若手の中では、18歳の前粟蔵俊太が11位、20歳の永野竜太郎が13位、同じく20歳の片岡大育が25位に入り、来シーズンのツアー出場優先順位を獲得した。

前粟蔵は1番ホールでバーディを獲ったもの、2番、3番と3パットでボギーとしてしまい、「もったいなかった」と悔しがる。それでも最終18番でバーディを奪い、1アンダー71とし、「最低でもイーブンと思っていたので、アンダーで上がれたので、いい形で終われた」と満足はしていないものの、来シーズンのツアー出場を決定づけたので、安堵の表情を浮かべた。 
昨年のファイナルQTでは、QT独特の「空気に呑まれてしまい、ほとんど最下位に近い順位で予選落ちしてしまった。すごく悔しかった」と振り返る。その悔しさをバネに今年は「1位を狙おうと、いいスコアが出た」。
期間中は以前同じトレーナーについていた矢野東から「がんばれよ」というメールも来て、励みになった。
来年は「トレーニングをしっかりして、スイングの形と内容をしっかりさせて試合の臨みたい」と夢を膨らませる。

永野もまたホールアウト後、プロ転向を表明した。期間中は「余計なことを考えないように、ゴルフに専念しよう」とプロ転向については封印していた。来年はプロとして、ツアーに参加する。
今年大活躍した石川遼について「置いていかれている感じ。自分たちと回っているころとは全然違う。丸2年ツアーで経験したことが大きい」と分析する。そして「自分もそこに早く行きたい」というのがプロ転向の大きな理由のようだ。
来年について「まだ実感ないです。これでシーズンオフ。7月の日本アマが終わってから、5ヶ月間の入試がやっと終わった」と今はほかの事を考える余裕はなさそうだった。

片岡は「落ち着いてプレーできた。ナイスプレーの9アンダーでした。結果はどうあれ、悔いはないです」と納得がいった様子だった。
今年のオフは「アプローチはシード選手と比べて劣っている。アプローチ、パターを練習したい。グリーンを外した時にパーを拾えるかどうか」が課題という。
来年は「シードを獲れるように」フロリダで合宿をする予定だ。そして「優勝争いができるようになりたい」というのが目標となる。

石川と同じ世代といえる3人の若手が来年ツアーでどれだけ活躍してくるのか、大いに期待したい。
  • 永野竜太郎 13位
  • 片岡大育は25位

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