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2005ジャパンゴルフツアーチャレンジトーナメント開幕戦「PRGR CUP(関東)」最終日

生まれてきた我が子に贈る・・・富田雅哉がチャレンジ初優勝!!
2005ジャパンゴルフツアーチャレンジトーナメントの開幕戦「PRGR CUP(関東)」最終日、茨城県のワイルドダックカントリークラブ、単独首位でスタートした富田雅哉(27)が、この日もスコアを伸ばし、135ストローク(通算7アンダー)で2位に2打差をつけ優勝した。2打差の2位には、この日のベストスコアタイとなる2アンダー・69でラウンドした台湾の陳元車(33)が続いた。 富田は、昨日から続けて30ホール連続でボギーを打たない安定したプレーで、序盤から独走態勢を築いた。後半に入り13、15番とボギーをたたき、追いかける陳が14番から3連続バーディを奪い、一時1打差まで迫られたが、昨年のドライビングディスタンス3位という飛距離を武器に、17番パー5でバーディを奪い優勝を確定的なものにした。 富田は、ツアートーナメント、チャレンジトーナメントを通じて初優勝。昨年のQTで3位、今年に入り中部アマプロ選手権で優勝、岐阜オープン3位タイ、そして「PRGR CUP(関東)」で優勝と昨年末から好調をキープしている。目標とするシード権獲得に向けて、幸先の良いスタートを切った。富田はこの優勝で6月30日より開催される「日本ゴルフツアー選手権宍戸ヒルズカップ」への出場切符も手にした。※ツアートーナメントに楽しみな選手が登場することになりそうだ。
「PRGR CUP(関東)」で優勝した富田は、昨年のツアーのドライビングディスタンス3位に入るなど飛ばし屋として知られている。しかし、これまではヒッカケと最後のパッティングに苦しみ上位で活躍することは出来なかった。そんな中、オフに米PGAツアーで活躍する先輩の田中秀道プロにアドバイスを受け、左に曲がりにくい打ち方を指導してもらった。今日も単独首位からのスタートだったが、優勝を意識することなく、課題のティーショットとパッティングに集中してプレーを続けた。これまでの飛距離という武器に、安定感が加わってきておりツアーの舞台でも活躍が期待される。「優勝の喜びを、いつも助けてもらっている妻と子供達に伝えたい。そして、この優勝は今年の2月に生まれてきた子供への記念になります」と優勝インタビューで語っていた富田。4人家族の大黒柱として、ますますの活躍が期待される。
チャレンジ開幕戦「PRGR CUP(関東)」熱戦の模様は、週末にsky・Aで放映
16日(土)と17日(日)の2日間で、延べ13.5時間(810分)にもおよぶ放映時間で、開幕戦の熱戦の模様を余すところなく、放映。午前の部は、スタート前インタビュー、打撃練習場と1番ホールのスタートの模様を、午後の部は、手に汗握る終盤の17番、18番ホールの模様を放映いたします。
放映日程:  
大会1日目・・・4月16日(土) 9:30〜12:30、18:00〜22:30
大会最終日・・・  17日(日) 9:30〜12:00、18:00〜21:30(予定)

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