先週のタマノイ酢よみうりオープン2日目のスタート前に、持病の“痛風”で今季2度目の棄権。今週も、「こういう雨の日に出てくる。昔からの痛み」と、右肘に数箇所のシップ薬。それでも尾崎将司は、ここ、瀬戸内海ゴルフ倶楽部にやってきた。水曜日のこの日は、プロアマ戦で18ホールをまわり、初ラウンドのコースの感想は、「イギリスじゃあ、こういうコースがある。木がないから、目標を取りにくい。平行感覚みたいなものが、必要なコースかもしれないな。ホールによっては、行き止まり(先細り)のところもあるし、ショットに不安のある人間ほど、トラブルになりやすいコース。…でも、なかなか日本にはない、いいコースだ」と述べてニヤリ。
ただ、ここ何戦か、初日に出遅れるパターンが続いており、これに関しては、「ゴルフの調子が悪いわけじゃない。出足でつまづくことが多くて、気持ちが乗っていけない。精神的にもろいタイプだからな」と苦笑い。初めての瀬戸内海で、尾崎がどんなスタートを切るか、注目が集まる。