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PAR 72 チャレンジカップ 2006
小野貴樹がチャレンジ3勝目を目指す
再来週のチャレンジトーナメント最終戦の東京ドームカップを残し、賞金ランキング5位以内を確かなものとしても、「どうせなら1位を取りたい」と小野はまだまだ攻め続ける。
そこには先に見つめるものがあるからだろう。
今季はUBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズでレギュラーツアーに参戦し、27位タイで予選通過。セガサミーカップでは惜しくも予選落ちしたものの、先々週のアコムインターナショナルでは50位タイ。少しずつレギュラーツアーでの戦いに慣れてきている。
「(レギュラーツアーでの)体験を無理やりにでも自信に繋げたい。やっぱり、ツアーとチャレンジトーナメントでは全然違う魅力がある。回っててギャラリーの声援を力にできる感じがする。下手なプレーはできないし、もっと良いプレーを見せようと思うからね」。
小野は今シーズンのオフの過ごし方も決めている。
「腰痛を持っているが、完全に治るわけではない。
だから、体重を落として体力や筋力を付けてカバーしないといけない」。
理想は現在の80kgから74、75kgに。
「体をしっかり作っておかないと、イメージ通りには打てないと思う」。と話す
「僕のプレースタイルは攻撃的ではないので、イケイケのゴルフではないでしょう。ボギーを最小限にして、チャンスを待つ。一回バーディーが出だすと、連続して出るんですよ」。
最終日もそのプレーができれば、2001年のS・K・ホ以来のチャレンジ年間3勝も遠くない。