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Philip Morris Championship 1999
「恥ずかしいから、写真は最終日に…」桑原克典
4つのロングホールのほか、2番のパー4、3番のパー3でバーディを奪い、初日からノーボギーで通算10アンダーの首位。
「いまあまり体調がよくなくて、それがかえってプレーにはいいみたい。嫁さんが産気づいたときに、ずっと腰をさすってあげててね、もともと少し痛かったんだけどそれでよけいに悪くしちゃって、力を入れられない。
このコースは、ティショットでどれだけ正確に、より遠くに飛ばせるか、が要求されるからいつもプレッシャーがかかるんだけど、背中が痛いもんだから、『ティショットはミスしても、ラフに行かなければいい。セカンドで好きなフェアウェーサンドとかで打てる100ヤードの距離とかを残せば大丈夫』と思ってやっているから、変な気負いがなくて、いいのかも。いつもなら、『あ、あそこ行っちゃだめ』とか、『あっちに打たなきゃ』とか思っちゃうけど、昨日も今日も、『だいたいあのへんに行けばいっか〜』、『ロングホールは、3オンでいいよ〜』って感じでやってます。
きのうの夜と、きょうの朝はちゃんと家に電話して、赤ちゃんの様子を聞いたよ。やっぱり初めての子だから、ちゃんとミルク飲んでるかな、とか心配で…(笑)。プレー中も、ショットのときはそうでもないけど、フェアウェーを歩いてるときとか、思い出すよね。で、なんか、自然に含み笑いしちゃってる。
子供が生まれると、すごいね。多分、ボク今、知らない人に頭をこつかれても笑ってるかもしれない(笑)」