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青木功が紫綬褒章伝達式に出席
11月2日(日)に既に発表された通り、スポーツ分野においてゴルフ界の発展に顕著に貢献した功労者として、青木功が『紫綬褒章』を受章した。
ゴルフ界では昨年受章された(社)日本女子プロゴルフ協会 会長の樋口久子氏に続いて二人目で、男子ゴルフ界では初めてとなる。
「今まで表彰されたものと全然違うからね。なんとなく緊張するね。」と実際に手渡された褒章の重みを実感する。
紫綬褒章の受章が決まった5日後、シニアツアー「鬼ノ城シニアオープン」ではエージシュートを達成するばかりか、シニアツアー最年長記録となる66歳2ヶ月での逆転優勝を果たした。
次々と記録を塗り替える活躍ができるのも、「周りの人に助けられてるし、自分がやりやすいように自分勝手にやってるのを見て貰っている。それがすごく嬉しい。」と、自分がゴルフに専念できる環境を作ってくれる人々への感謝を忘れない。
「よく今まで俺のゴルフだけしかない人生を」。
この伝達式に一緒に出席したチエ夫人に労いの言葉をかけた。写真撮影では、チエ夫人が受章者の青木一人にしようと席を外すと、「お前がいなきゃ意味ないよ」と呼び止める場面もあった。
チエ夫人も受賞について「誇らしく思っております」と2人3脚で歩み、今回受章できた事を証明する。
最後にゴルフ界を代表して思いを話した。「ゴルフというものがもっと普及していって、みんなが楽しめるスポーツになっていってくれれば良いなと思います。」