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青木功が紫綬褒章を受章

喜びを語る青木功
11月に発表された秋の褒章で、スポーツ界から多年にわたりゴルフ界の発展にご尽力された功績により青木功が『紫綬褒章』を受章されることになった。

現在、日本ゴルツアー機構の特別顧問として役員でもある青木は、1965年「関東プロゴルフ選手権」にてプロデビュー、1976年に初の賞金王の座につき合計5回の賞金王、1989年には日米欧豪の各ツアーで優勝を達成、2001年には通算1000試合出場を達成、20004年には世界ゴルフ殿堂入りを果たし、2007 年の日本シニアオープンではエージシュートを記録し逆転優勝を挙げた事は記憶に新しいところ。

常にレベルの高い舞台で洗練された技とたぐい稀なる才能を発揮し、今もなお現役プロゴルファーとして世界をまたにかけるグローバルプレーヤーとして活躍している。
ゴルフ界では昨年受章された日本女子プロゴルフ協会会長の樋口久子氏に続いて二人目の紫綬褒章受章者となった青木。

「ゴルフ界の俺が今回この紫綬褒章を頂く事によって、ゴルフ界がもっと発展してくれればいいなって思うし、『青木ができるんだから頑張れば自分たちもできるんじゃないか』とか考えてくれればいいなって思います。それと……これだけの体を作ってくれた両親に感謝するし、またうちのカミさんや娘、あるいは報道関係者の皆さんに支えてもらってこのような章をもらえるというのは、本当にうれしい。何と言っていいかわかんないくらいうれしい。それと、全国のゴルフファンの皆さんにこの場を借りて『本当にありがとうございます。』と言いたい気持ちです。」と感無量の喜びを素直に語った。

なお、青木功の紫綬褒章の伝達式は11月18日東京都内のホテルにて行われる。

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