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全日空オープン 1999

ジャンボ尾崎が棄権

10番終了後、クラブハウスにひきあげるジャンボ尾崎
 10番ホールのティショットを左に曲げ、ラフからのショットをなんとかグリーン手前まで運んだが、このホールをボギーとした時点でジャンボ尾崎が力尽きた。腰の痛みに耐え兼ねてリタイア。ジャンボが途中棄権したのは、95年の三菱ギャラントーナメント(2ラウンド終了後、急性胃炎のため)以来のこと。
「昨日よりも(腰の状態は)悪化しているよ。コースがフラットだから、腰に負担はあまりかからないと思ってたんだけど…。古傷がたくさんあるから、心配は尽きないね。
 基本的に動かしちゃだめなんだ。医者ももちろん、安静にしていろというけど、まあ、それは本人が決めることだ。でもいまは間違いなく練習できない。
 腰は体の中心部だから、うまく動かないとスイングに影響するんだ。
 胸筋が治って、心の痛みも治まったと思ったら、ダメだった。
 とりあえず2、3日、様子を見るよ。この先、どうなるかはまだわからない」

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