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トーシンチャレンジトーナメント 2009

優勝できただけに前半戦がもったいない…

優勝した木下裕太は今年チャレンジトーナメントに初参戦。前半戦は、スコアを崩すとすぐに試合を投げ出すようなメンタル的な弱さが目立っていたが、1打でも良くして1万円でも多く稼ぐことの重要性を感じ、先週の麻倉JGTOチャレンジⅢからは心を入れ替えてのぞんだと本人は話す。結果は先週が終盤崩れたものの11位で、今週が優勝と気持ちの持ち方ひとつで結果がこれだけ変わることを体感した木下は、それだけに前半戦が悔やまれると話す。

「とりあえず優勝できて凄く嬉しいです。秋葉さんのスコアはわかっていたので、最終18番で9アンダーだったら、チャンスはあると思っていました。セカンドショットは残り220ヤードくらいでユーティリティを使いました。ラフからでしたけど、グリーン右サイドなら安全と思って打ったのが、ほぼ狙い通りの結果になりました。最後のバーディパットは少し強めだったんですけど、カップの淵からぎりぎり入ってくれて本当に良かったです。先週は調子が悪い中で優勝争いに絡めたラッキーな部分があったんですが、今週は調子が良かったので勝ちたかったですね。でも実は練習日に渋滞に巻き込まれてハーフだけしかラウンドできていない状態だったんです。前半戦はもったいなかったですが、今年は全てが経験だと思っているので、残り2戦も悔いを残さないように頑張りたいと思います」

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