中学時代にテレビで『日本オープン』を連覇したＳ・バレステロスの姿を見てあこがれ、プロゴルファーを目指した。高校卒業後に父親の反対を押し切って研修生となり、2年でプロテストに合格した。　1993年に26歳で初シードを獲得、95年の『東海クラシック』で初優勝を飾った。ツアー3勝、賞金シードを手にしたのは通算11シーズンという実力者だったが、10年ほど前からパット、アプローチのイップスを発症してツアーの舞台から姿を消す。復帰を目指して苦闘するが結果が出ず、レッスンプロとしての活動も行っていた。近年はようやく回復の兆しが見え、12年は『中四国オープン』に優勝。ＱＴからチャレンジ出場のチャンスをつかんだ13年は『大山ＧＣ・ＪＧＴＯチャレンジⅡ』でプレーオフの末に優勝を果たした。チャレンジ賞金ランクは6位。久しぶりに戻ってくるツアーでどんなプレーを見せてくれるか楽しみだ。