プロ転向以来QTに挑戦してきたが好成績を残せなかった。チャレンジトーナメントでも苦戦したが２００７年に初優勝。賞金ランクで５位となり、０８年が初めてのツアー本格参戦だった。　出足からいいゴルフを展開し順調に予選を通過すると、ホストプロだった『マンシングウェアKSB』で３位タイスタート。シーズン初の２桁アンダーをマークして５位タイになった。最終的にトップ１０フィニッシュはこの試合だけだったが、崩れそうになりながら持ちこたえるプレーで次々と予選通過を重ね、賞金シードを手に入れた。　偉大な父、中嶋常幸を横目になかなか這い上がれず、ゴルフをやめようと思ったことさえあった。しかし、ハードなトレーニングに勤しむ父を見ながら練習を積むうちに、再び燃え上がってくるものを感じたという。　父親譲りのショットメーカーで、ティショットの正確さでは引けを取らない。近年は、ＱＴからの挑戦が続くが、賞金シード復活が待たれる。