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日本オープンゴルフ選手権 2010

ジャンボ尾崎が3年ぶりの参戦

今月6日に発表された、世界ゴルフ殿堂入り。日本人としては4人目の快挙達成の一報が伝えられた日、ジャンボにはもうひとつ、嬉しい知らせが待っていた。

日本オープンを主催する財団法人日本ゴルフ協会が、今回の受賞に敬意を表し、ジャンボに特別承認選手として、今年の出場権を贈ることに決めたのだ。

日本ゴルフツアー機構が主管する普段のトーナメントとは違い、この日本オープンは昨年の賞金ランキング上位20人に入るか、今年なら8月末時点の同30人に入るか、そのほか大会独自の条件をクリアした者にしか、出場資格がない。

ジャパンゴルフツアーでは、永久シードのジャンボにすらこの2年間は出番がなかったが、久しぶりにこのゴルファー日本一決定戦で、その存在感をアピール出来ることとなった。

「もちろん、やりがいはある。しかし、最近は引いた図面のとおりにプレーが出来ないからなあ」と毎年、難セッティングが施される今大会にはちょっぴり消極的な63歳。
「スタートした途端に図面をなくしちゃうんだ。ポケットを捜してもどこにもない・・・」と、自嘲まじりにおどける。

かわりに、一番の片腕とタッグを組む予定だ。
元祖エースキャディの佐野木計至さんを引き連れて、過去連覇(1989年)を含む5勝の大舞台に舞い戻る。

先週のキヤノンオープンでは「練習場では出来るんだ。でもコースに出ると、どうも思う通りにいかない。来週にむけて、作戦の練り直しだ」と、戸塚を後にしたジャンボだったが・・・・・・?!

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