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カシオワールドオープン 2010

金庚泰(キムキョンテ)は「試合になれば、自分のことだけ」

9月から、2度の優勝(今季は3勝)を含む9試合すべてでトップ10入りを果たし、先週のダンロップフェニックスでも池田勇太との激しいバトルの末に、単独2位につけ、再び石川遼との差を広げた。

約3200万円差は、自身初の王座へ「ちょっと近づいたかな」とは言いながらもしかし、残り2戦とも優勝賞金4000万円と、ビッグマネーが続くだけに、賞金レースはまだ余談は許さない。

まさに安定した好調ぶりで、賞金ランキングトップを走る金だが、飛ばし屋有利とされる、ここ「Kochi黒潮カントリークラブは「少し苦手なコース」と言うだけに、なおさらだ。

「遼くんや池田選手にもチャンスがあるだけに、2人のこともちょっと気になるけれど、でも試合になれば関係ない。自分のことだけ」と、普段は穏和な表情の24歳も、コースに出れば、たちまち鬼のゴルフでマイペースに徹する。

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