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カシオワールドオープン 2010

今週は、シード権争いの選手にとって最終戦

カシオ計算機株式会社と黒潮観光開発株式会社、株式会社テレビ高知が主催のカシオワールドオープンはシード権争いの選手たちにとっては事実上の最終戦となる。

現在賞金ランキングトップを走る金 庚泰(キムキョンテ)は24歳、同2位の石川遼は19歳、そして先週のダンロップフェニックスで今季4勝目をあげて、同3位に浮上した池田勇太は来月で25歳と世代交代の波は、年々激しさを増していく。

来年の出場権が与えられるのは、賞金ランキングの上位70人。
新しくシードの常連に加わった選手がいるということは、それだけ弾かれる選手がいるというのもまた現実。
この1戦で大逆転の初シード入りを狙うもの、シード復活をもくろむベテラン、または保持を改めて誓う中堅たち。

昨年から2億円となった今大会の賞金総額がまた、選手たちの士気をいっそう高める。
華やかな優勝争い&賞金レースのかたわらで、今年もシビアな“交代劇”が、繰り広げられる。

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