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SRIXONチャレンジ 2010

丁寧に丁寧に最終日をプレーしたい 永野竜太郎

OUT、INともに4バーディ・1ボギー。トータル6アンダー・66をマークした永野竜太郎が首位から3打差の3位タイスタートを切った。

永野といえば、JGAナショナルチームメンバーで国際試合に日本代表として出場経験を持つなど、アマチュア時代に数々の実績を残してきたことで知られる。プロの道に進んだが、なかなか結果が出ずに苦しんでいた。
今季もこれまでチャレンジに5試合出場して、予選通過は2試合。ツアーでは東建ホームメイトカップの3日目を終えて3位(最終結果は16位)、関西オープン初日6位スタート(最終結果は29位)と見所は作るが結果が伴わないでいた。
そんな中での好スタートだったので、永野の顔からは笑顔があふれていた。

「久々に良いゴルフが出来ました。それでも、パー5で1つしかバーディが獲れていないので、不満の残るところはあるんですけど。
でも、先週からショットが良くなっていて、こういう兆しは出ていたんです。
トップと3打差。上は飛ばし屋だから、自分がはめていくしかない。でも、バーディ合戦の中でボギーを打ってしまったら終わりなので、丁寧に丁寧に攻めていきたい。
明日は最終組では回ることは出来ないけど、逆に最終組だと牽制し合って伸びなかったりするので、先にバーディを重ねていって、自分のやることをしっかりやっていきたいですね。」と最終日にむけての戦略を話してくれた。

最近、女子に負けじと男子ツアーでも若手選手の活躍が注目を集めている。
永野が逆転すれば、20才でのプロ初優勝となる。永野もこの輪の中に加わることが出来るだろうか。まずは出だしの1番・パー5でバーディを奪って勢いに乗りたいところだ。

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