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VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント 2011
4位タイに2人の地元勢、手嶋多一に小田孔明も「頑張るしかない」
それだけに96年に2位につけて初シード入りのきっかけを掴み、2006年には地元Vで沸かせた今大会で、浮上の「きっかけを」と切望していただけに、この日はスタートの遅延と競技中断が重なった第2ラウンドで、1日2つのイーグルを奪って66でどうにか回り終え、決勝ラウンドを前に4位タイに浮上出来たことは大きい。
「やっぱり、ここ(芥屋)に来ると違う」と、改めて実感した。「明日も今日までのようなゴルフが出来たらいい」と、ベテランが気合を入れ直した。
手嶋と同じく福岡県出身の小田も同スコアで並んだが、「本当ならもっと伸ばせた」。
14番で4メートルのバーディパットを外した。
18番は1.5メートルのイーグルトライも「ことごとく、カップをなめまくり」と悔しがる。
「初日はパットが良くて、ドライバーがダメで、今日はその逆。グリーンのコンディションが変わって、決めきれなかった」という。
2打差の3位に金庚泰(キムキョンテ)。さらに3打差の2位には近藤共弘、首位には裵相文 (ベサンムン)と、強豪ひしめく決勝ラウンドは「キツイけど、頑張るしかない」。自身初の地元Vにむけて、手嶋同様に気を引き締め直していた。