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三井住友VISA太平洋マスターズ 2011

第2ラウンドはサスペンデッド

降雨によるコースコンディション不良のため、2度目の競技中断をしていた第2ラウンドは、午後も天候の回復が見込めず、13時44分にサスペンデッドが決定した。

第2ラウンドの残り競技は、12日(土)の8時50分より再開する予定だ。この日は結局、半分以上の選手がティオフすら出来なかった。前日初日に首位に立った鈴木亨も、1ホールもプレーしないままいったん、引き上げたが、19年目のシード権確保に奔走する45歳には、まさに恵みの雨になりそうだ。

というのも、ツアー通算8勝のうち、もっとも新しい2勝が雨中の優勝劇だった。「マイナビも、アコムもそう」。

2004年のアコムインターナショナルにいたっては、最終日にスタートはしたものの雨のために中止。前日3日目に首位に立っていた鈴木が、やはり54ホールで栄冠をつかんだ過去がある。「確かに、あの2戦は雨の中で勝ってる」とニヤリ。

もちろん、まだ予選ラウンドも終わっていない。
「これから何があるか分からない」と警戒を解くことはないが、54ホールの短縮決戦が決定したからには、「より、上位にいる選手が有利」との思いもある。
「そう思って頑張ります!」。
足取り軽やかに、宿舎に戻った。

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