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ダンロップフェニックストーナメント 2011
賞金の半額寄付を表明していたエドアルド・モリナリは
「いつも暖かく迎えてくれる日本の方々のことが、心配でたまらなかった」。せめて被災した方々が、少しでも早く普通の生活を送れますように。祈る思いで決めたのは、今回の獲得賞金の半分を被災地に送ることだった。
それだけに、今年54ホールの決着は、1994年大会以来2度目の競技短縮にも、主催者のご厚意により、賞金は全額支給にも結局通算4オーバーの38位タイでは、せっかくの善意も物足りない。
連覇がかかった昨年も4位タイとコースとの相性は良かっただけに、今年の失速には「力を出し切れずに残念」と、繰り返した。
「もっと良い成績で終われれば、もっとたくさん寄付出来たのに!」。悔しがる姿は、被災地への思いに溢れていた。