Tournament article
カシオワールドオープンゴルフトーナメント 2011
今週は、シード権争いの選手にとって最終戦
今季のジャパンゴルフツアーは、初優勝者がアマチュアの松山英樹さんを含めて10人。また、うち4人に韓国勢が占めたばかりか、さらにその中の一人である裵相文が、初Vから怒濤の3勝で目下最多勝利数を誇り、しかも賞金レースを引っ張る存在とあっては、シード権の常連選手にとっても脅威である。
来年の出場権が与えられるのは、賞金ランキングの上位70人。
新しくシードに加わった選手がいるということは、それだけ弾かれる選手がいるというのもまた現実。
この1戦で大逆転の初シード入りを狙うもの、シード復活をもくろむベテラン、保持を改めて誓う中堅たちがひしめく。
一昨年から2億円となった今大会の賞金総額がまた、選手たちの士気をいっそう高める。華やかな優勝争い&賞金レースのかたわらで、今年も高知でシビアな“交代劇”が、繰り広げられる。