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カシオワールドオープンゴルフトーナメント 2011

松山英樹さんは予選落ち

三井住友VISA太平洋マスターズで、史上3人目のアマチュアVを達成して、中・高校時代を過ごした高知県に“凱旋帰郷”した松山さんだったが、地元ファンに報いることは出来なかった。

前半は、出だしの1番からいきなりの3パット。さらに5番でもまた3パットをして、「今日は6アンダーか、7アンダーが必要だと思ってスタートしたのですが」と、恐縮しきり。初日の出遅れを取り戻すどころか、2日目は出たり入ったりの73。

通算10オーバーは、96位タイで予選落ちを喫して「不甲斐ないプレーだったけれども、出来ることは出し切った」。せめて、上がりの17、18番で連続バーディは「気持ち良かった」と、最後にようやく少し、笑顔になった。

この予選ラウンドは同学年のライバルと久しぶりの同組対決。「遼と、飛距離は同じくらいだった。やってきたことは、間違いじゃなかった」と、今年4月のマスターズから取り組んできたトレーニングやスイング改造に、自信の深まる2日間となった。

次週のツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」は並みいるプロに混じって堂々と、今季の優勝者として挑む。ツアーは自身初となる4連戦も、「続けて出てみて、自分の体力が分かった」と、今週は開幕直前に、アマの2日間競技を挟んでなおさら、それもひとつ今後の課題に「今度は最終日に遼と回れるように頑張りたい」と、話してひとまず、第2の故郷を後にした。


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