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ゴルフ日本シリーズJTカップ 2011
3日目は中止
54ホールの短縮競技で、2011年の最強選手を決めることになった。
初日と2日目は、急激な冷え込みと雨にもたたられ、スコアが伸び悩んだ。
通算5アンダーに、首位が2人並ぶ混戦模様に短期決戦が重なって、最終日も大接戦が予想される。
石川遼とともに、トップタイで最終ラウンドをスタートする谷口も、それは覚悟の上だ。
「より多くの選手の優勝の確率が上がって、下からもガンガン来ると思う。僕もそれに負けないように。しっかりと、プランどおりのゴルフをしたい」。
いよいよ今季最後のラウンドで、谷口が思い描くのは、得意技を駆使した攻撃ゴルフだ。
会場のここ、東京よみうりカントリークラブは、昨年の最終日にもコースレコードタイの61をマークして、藤田寛之と激しいバトルを繰り広げるなど、本人も「得意」と自負している。
「受けグリーンはアンジュレーションも強くて、ショートアイアンの距離感とか、パットの巧さが生かされるコースだから。そういうところが自分に向いていると思う。良いショットさえすれば毎ホールでチャンスがある」と、自信もみなぎる。
今季最終戦としても、谷口には願ってもない舞台。「今年最後に優勝するというのも気持ち良い」。
2011年は、自身4度目の日本タイトルでカッコ良く締めたい。
※最終ラウンドは、12月4日(日曜日)の8時30分より、スタートする予定です。なお、競技は54ホールに短縮されたため、賞金ランキングへの賞金加算は75%となります。
※また、今季4試合目の短縮競技は99年のJGTO発足後としてはもっとも多い記録となりました。