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カシオワールドオープンゴルフトーナメント 2012
松山英樹さんがベストアマチュア賞を獲得
今週のカシオワールドオープンは、いわば第二の故郷。
大会の地元・高知県の明徳義塾で、中・高時代を過ごした。
思い出の場所で、松山さんも自身の“最終戦”を迎えた。
28位タイで大会を終えて、「ショットは凄い成長したな、と思う。でも100ヤード以内のショットと、ショートゲームの課題は相変わらず」と、反省も口にした。
アマチュアながら、すでにツアー1勝の20歳はプロ入りの時が待たれるが、東北福祉大の3年生は阿部靖彦・ゴルフ部監督によると、来年は「25代目のキャプテン」も、すでに決まっており、チームの牽引役を任される立場で、今後の進路をどうするか。
阿部監督も「よく考えさせる」と話した。
松山さんは「まだ何にも考えてないです」と言った。
「大学でやることもたくさんありますし、また練習やトレーニングを積んで、来年もツアーに出たときに、上位で戦える選手になりたいと思います」。
プロであれ、アマの立場であれ、松山さんの心に目標はひとつしかない。